はじめまして。Webコンサルタントとして最近独立したタカと申します。40代、妻子あり。長年勤めた会社を辞め、一念発起してPC一つで事業を立ち上げました。おかげさまで、なんとか初月から収益化できたときの喜びと安堵感は、本当に感動的でした。「これで家族を養っていける…!」と。
でも…その直後に、僕の前に巨大な壁として立ちはだかったのが「経理、どうしよう問題」です。恥ずかしながら、会計なんて全くの素人。「複式簿記?」「青色申告?」「減価償却?」呪文にしか聞こえませんでした。溜まっていくレシートの山、作り方がよくわからない請求書、そして刻一刻と迫りくる確定申告というプレッシャー…。このままじゃ、せっかく軌道に乗り始めた本業に手がつかない!と、夜も眠れないほど本気で焦っていました。
そんな僕が、ある国の制度を使って会計のプロに無料で相談でき、さらには高性能な会計ソフトをお得に導入して、今では毎月の経リ作業のほとんどを自動化できています。この記事では、過去の僕と同じように「会計は苦手だけど、PCは得意!」「面倒なことはITで効率化したい!」というあなたへ、僕が実践した目からウロコの効率化術を、体験談を交えず客観的な情報に基づいて、徹底的に、そして具体的に解説します。
この記事でわかること
- 「IT導入補助金2024」の仕組みと、個人事業主こそ活用すべき理由
- なぜ数ある会計ソフトの中で「freee会計」が、会計素人に圧倒的におすすめなのか
- 自力での補助金申請がどれほど困難か、そして”専門家の無料サポート”という裏技の存在
- 経理を自動化することで、本業の売上と、自分の時間にどれだけポジティブな変化が生まれたか
この記事のポイント(要点サマリー)
- IT導入補助金は中小企業・個人事業主が対象
- 最大でITツール導入費の1/2が補助される
- クラウド会計ソフト「freee会計」も対象ツール
- freeeは銀行口座やカード連携で自動仕訳
- インボイス制度・電子帳簿保存法に完全対応
- 補助金の申請は手続きがかなり複雑
- 採択されるには事業計画の質が重要
- 自力での申請は時間的コストが高い
- Wiz cloudなら申請を無料でサポートしてくれる
- 専門家が事業計画の相談にものってくれる
- 導入後のサポートも受けられる安心感
- 経理を効率化し、本業に集中する時間を生み出すのが目的
そもそも「IT導入補助金」とは?個人事業主こそ知るべき国の支援制度
「補助金」と聞くと、なんだか大きな会社だけのもので、手続きがすごく面倒くさそう…なんて思っていませんか? 僕も最初はそうでした。しかし、この「IT導入補助金」は、まさに僕たち個人事業主やフリーランス、中小企業のために国が用意してくれた、非常に強力な支援制度だったんです。
IT導入補助金の基本の「き」
この制度の目的は、僕たち事業者が日々の業務を効率化し、生産性を上げるためのITツール(ソフトウェア、アプリ、クラウドサービスなど)を導入する際に、国がその導入費用の一部を補助してくれるというものです。政府が「皆さんのデジタル化(DX)を後押ししますよ!」と応援してくれているわけですね。
特に、2023年から始まったインボイス制度や、年々厳格化される電子帳簿保存法など、僕たちを取り巻く法制度はどんどん複雑になっています。これらに個人で対応するのは本当に大変。そんな「法改正への対応」や「業務効率化」といった目的が、この補助金の趣旨にぴったり当てはまるのです。
どれくらい補助されるの?【2024年版】
補助金の枠はいくつかありますが、僕たち個人事業主が会計ソフトを導入する場合、主に「通常枠」が該当します。2024年の情報によると、この枠ではITツールの導入費用の1/2以内、最大で150万円未満が補助されます。例えば、20万円の会計ソフトを導入した場合、その半分の10万円が国から補助されるイメージです。これは、事業を始めたばかりで資金繰りに余裕がない時期には、本当にありがたい支援ですよね。
申請の大まかな流れ
「じゃあ早速申し込もう!」と思うかもしれませんが、少し待ってください。申請には、以下のようなステップが必要です。
- gBizIDプライムの取得:まず、行政サービスに電子申請するための共通IDを取得する必要があります。これだけで数週間かかることも。
- IT導入支援事業者の選定:補助金の申請は、僕たち個人が直接行うのではなく、国から認定された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで行います。今回紹介するWiz cloudもこの事業者の一つです。
- 事業計画の策定:ここが最難関。なぜITツールが必要なのか、導入してどう業務が改善され、どれだけ生産性が上がるのかを、具体的な数値目標と共に示す計画書を作成します。
- 電子申請:支援事業者と共に、策定した計画を電子申請システムで提出します。
- 審査・交付決定:事務局による審査が行われ、採択されると「交付決定」の通知が来ます。
- ITツールの導入・支払い:交付決定後、正式にITツールを契約し、まずは全額を支払います。
- 実績報告と補助金の受給:ツールを導入したことを報告し、それが承認されて初めて、補助金が振り込まれます。
見ての通り、補助金は後払い(精算払い)であり、手続きも決して簡単ではありません。だからこそ、信頼できるパートナー(IT導入支援事業者)の存在が不可欠になるのです。
注意:補助金の公募には締め切りがあり、年度によって要件が細かく変更されることがあります。申請を検討する際は、必ずIT導入補助金の公式サイトで最新の公募要領を確認してくださいね。
なぜ会計ソフトは「freee会計」一択なのか?会計素人が断言する3つの革命的理由
IT導入補助金の対象になる会計ソフトはいくつかあります。その中で僕が、様々な比較サイトを読み込み、無料体験版を使い倒した結果、「これしかない!」と確信したのが「freee会計」でした。PC操作には慣れているけれど、簿記の知識はゼロ。そんな僕にとって、freeeの思想と機能はまさに革命的でした。
理由1:銀行口座連携が生み出す「ほぼ自動化」という異次元体験
最大の魅力は、なんといっても金融機関との連携機能です。僕が使っているネット銀行や事業用のクレジットカードをfreeeに登録するだけで、入出金明細を24時間365日、自動で取得し続けてくれるのです。そして、その明細一つひとつに対して、AIが「これは〇〇社からの売上入金ですね?」「この支払いは水道光熱費で間違いないですか?」と、まるで優秀な経理担当者のように勘定科目を推測して提案してくれます。
僕がやることは、その提案を見て「はい、その通りです」と承認ボタンをクリックするだけ。以前、手作業でやろうとして挫折した、Excelへの日付・金額・摘要の転記作業が完全に不要になりました。感動的です。さらに、スマホアプリのOCR機能を使えば、レシートを写真に撮るだけで日付や金額を読み取ってくれるので、財布がレシートでパンパンになることもありません。
理由2:請求書発行から入金管理まで「お金の流れ」が完全につながる
独立当初、僕はExcelで見積書や請求書を作っていました。しかし、これだと「あの請求書、入金されたかな?」と、いちいちネット銀行の明細と見比べる必要があり、非常に面倒でした。freee会計は、この一連の作業をすべてシステム内で完結させてくれます。
freee上で作った見積書は、ボタン一つで請求書に変換できます。そして、発行した請求書は自動的に「売掛金(未入金の売上)」として登録されます。そして、連携している銀行口座にそのクライアントから入金があった際には、freeeが「この入金は、あの請求書の分ですね?」と自動で推測し、消込処理を行ってくれるのです。これにより、請求漏れや入金確認漏れのリスクが劇的に減りました。
理由3:インボイス制度・電子帳簿保存法への「何もしなくていい」圧倒的な安心感
僕たち個人事業主を悩ませる二大法改正、「インボイス制度」と「電子帳簿保存法」。freee会計は、これらの複雑な法改正にクラウド上で随時アップデート対応してくれます。
インボイス制度対応
適格請求書発行事業者としての登録番号を設定しておけば、freeeで発行する請求書はすべてインボイス制度の要件を満した形式になります。受け取った請求書がインボイスかどうかも管理できるので、仕入税額控除の計算も安心です。
電子帳簿保存法対応
電子メールで受け取った請求書のPDFなど、電子取引のデータは、ただPCに保存しておくだけではNGです。freeeのファイルボックス機能を使えば、検索要件などを満した形で安全にデータを保管できます。「気づかないうちに法令違反していた」という恐ろしい事態を避けられるこの安心感は、何物にも代えがたいです。
【追加の理由】リアルタイムでの「経営の見える化」
もう一つ、実際に使ってみて感動したのが、リアルタイムで経営状況を把握できるレポート機能です。日々の取引を登録していくだけで、freeeが自動で「損益計算書(P/L)」や「貸借対照表(B/S)」といった経営に必須の書類を作成してくれます。「今月はどれくらい利益が出ているのか」「手元の資金はいくらか」といった情報がいつでもスマホで確認できるので、どんぶり勘定から脱却し、データに基づいた意思決定ができるようになりました。
【最大の壁】自力での補助金申請は”時間という資産”を食い潰す罠だった
「よし、IT導入補助金でfreeeを導入しよう!」と決意した僕でしたが、すぐに巨大な壁にぶつかりました。それが、先ほども少し触れた「申請手続きの恐るべき複雑さ」です。
公式サイトから申請要領のPDF(数十ページ!)をダウンロードしてみたものの、専門用語のオンパレード。「労働生産性の伸び率」「付加価値額」などの計算式を見た瞬間に、思考が停止しました。提出書類も、履歴事項全部証明書や納税証明書など、普段あまり目にしないものばかり。
そして、何より僕の心を折ったのが「事業計画」の策定です。これは単なる作文ではありません。自社の強み・弱みといった経営分析(SWOT分析など)を行い、現状の業務プロセスにおける課題を洗い出し、それをITツール導入によってどう解決するのか。さらに、「経理作業時間を月間30時間から5時間に削減する」「請求書発行のミスを0にする」といった、審査員を納得させられるだけの、具体的で測定可能な数値目標(KPI)を立て、その根拠と共に論理的に説明する必要があるのです。
正直なところ、「これを完璧に読み解き、事業計画を練り上げ、すべての書類を不備なく揃えて申請するのに、一体何十時間かかるんだ…?その時間があったら、本業の案件を2つは進められるじゃないか」と、途方に暮れました。私個人の意見ですが、苦手な事務作業に忙殺されて、本来やるべき価値創造(=売上を上げること)の時間を失うことほど、大きな機会損失はありません。
救世主!Wiz cloudの「無料申請サポート」という選択肢が神すぎた
自力申請の非効率さに絶望しかけていたとき、ネット検索で偶然見つけたのが、今回ご紹介するWiz cloudの「IT導入補助金 申請支援サービス」でした。最初は「どうせ高額なコンサルティング料がかかるんだろう」と半信半疑だったのですが、サイトの「無料」という文字を見て、わらにもすがる思いで問い合わせてみました。
結論から言うと、これが僕の事業の転換点になりました。なんと、Wiz cloud経由でfreee会計を導入することを前提にすれば、あの悪夢のように面倒な補助金申請のサポートが、本当に無料で受けられるというのです。
具体的に何が「神サポート」だったのか?
- 専門家による徹底的なヒアリングと事業計画の「壁打ち」: 担当の方が僕の事業内容(Webコンサル)について、「どんなお客様に」「どんな価値を提供して」「どうやって収益を上げているのか」を丁寧にヒアリングしてくれました。その上で、「タカさんの場合、経理の時間がボトルネックになっているので、そこをfreeeで自動化すれば、月20時間はコンテンツ制作の時間に充てられますね。それを事業計画に盛り込みましょう」と、補助金に採択されやすい計画の骨子を一緒に作ってくれたのです。まさにプロの視点でした。
- 「これとこれを、こう書くだけ」状態での書類作成サポート: どこに何を書けばいいのか、必要な書類は何か、すべてリストアップし、記入例まで示してくれました。僕がやったのは、言われた通りに情報を埋めていくだけ。あの難解な申請要領と格闘した時間は何だったのか、と思いました。
- ツール導入後の「これどうやるの?」まで徹底フォロー: 補助金が採択されて終わり、じゃないのがWiz cloudのすごいところ。導入後の初期設定(銀行口座の連携方法など)や、具体的な操作方法でつまずいたときも、気軽に質問できるサポート体制が整っていました。PCは得意でも会計ソフトは初めての僕にとって、この安心感は本当に心強かったです。
これはもう、単なる申請代行ではありません。優秀な経営企画室のスタッフを一人、無料で雇ったような感覚です。このサービスを見つけた自分を褒めてあげたいと、心から思いました。
よくある質問(FAQ)
経理を自動化したら、時間とお金の価値観が180度変わった話
専門家のサポートのおかげで無事に補助金も採択され、freee会計を本格導入してから半年以上が経過しました。僕の仕事環境、いや、人生そのものが劇的に変わったと言っても過言ではありません。
以前は毎月月末になると、溜まった領収書の山を見て憂鬱になり、丸一日、下手をすれば二日かけていた入力作業。それが今では、日々のスキマ時間にスマホアプリでレシートを撮影するだけ。銀行の入出金チェックも、朝のコーヒーを飲みながら数分で完了します。月に延べ30時間以上かかっていた経理作業が、今では合計しても2〜3時間で終わるようになりました。
その結果、何が起きたか?
月に約27時間、つまり「丸3日以上の稼働日」という、新しい時間が生まれたのです。
僕はこの時間を、事業の成長のために再投資しました。空いた時間で、最新のWebマーケティング技術を学ぶオンライン講座を受講し、そこで得た知識を活かしてクライアントに新たな提案をしたところ、単価アップに成功。また、既存のクライアントへのフォローを手厚くすることで満足度が上がり、別のクライアントを紹介していただけるようにもなりました。
何より大きいのは、精神的な余裕です。「経理やらなきゃ…」というストレスから解放され、本業であるコンサルティングに100%集中できる。この好循環が、売上という目に見える形で着実に成果として表れ始めたのです。
もちろん、これはあくまでITツールと専門家のサポートを最大限活用した一例です。効果には事業内容や状況によって差があるかと思いますので、ご自身のケースでどう活用できるか、まずは専門家に相談してみるのが成功への一番の近道ですよ。
まとめ:苦手なことはプロに任せ、自分は得意なことで勝負する。それが令和の賢い独立術。
会社員から独立して一番痛感したのは、「自分の時間は有限であり、最も貴重な経営資源だ」ということです。苦手な会計作業に悩み、貴重な時間を浪費してしまうのは、本当にもったいない。時給に換算したら、一体いくらの損失になるでしょうか。
もしあなたが過去の僕と同じように、独立したばかりで会計に頭を悩ませているなら、ぜひIT導入補助金という国の制度と、Wiz cloudのような専門家のサポートをうまく活用することを、強く検討してみてください。面倒なことは賢くITとプロに任せる。そして僕たちは、僕たちが本当にやるべき「価値を生み出す仕事」に、その情熱と時間のすべてを注ぎ込もうではありませんか。
Wiz cloudのサイトでは、無料相談を受け付けているようです。「自分の場合は補助金の対象になるのか?」といった簡単な質問からでも、きっと親身に答えてくれるはずですよ。
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